AIに描いてもらうキャラ、毎回顔が変わる人へ|身分証の1枚と1行で、顔をそろえる話(AI初心者・顔出しなし発信向け)

AI活用

顔を出さずに発信しようと思って、AIに、自分の代わりに画面に立ってもらう人を描いてもらったとします。1枚目は、すごく気に入った。ところが2枚目を頼むと髪の色がちがう。3枚目は、もう別の人に見える。こういうこと、起きていませんか。

Googleの新しい画像のAIでも、完全にはそろわない

10月6日(アメリカの時間)、Googleが画像を作る新しいAI「Nano Banana 2.1」(ナノバナナ2.1)を発表しました。Geminiのアプリなどで、発表の日から順番に配られ始めたと報じられています。日本のアプリにいつ来るかは、記事には書かれていませんでした。

Googleによると、写っている人やものをそろえて描く力が、前より上がったそうです。ただ、同じ発表では、まだ直すべきところも挙げられていました。やさしく言いかえると、元にした画像と、できあがった画像とで、キャラクターがいつも同じになるとは限らない、という中身です。

いちばん新しいAIでも、顔がそろわないことはある。そこから話を始めます。

顔が毎回変わる仕組み

たとえば「やさしそうな、メガネの女性」と頼んだとします。この言葉に合う顔は、世の中に何通りもあります。

言葉だけで頼むと、AIは、そのたびに、何通りもある中から1人を描きます。だから2枚目で顔が変わるのは、ある意味、頼んだとおりなんです。足りないのは言葉のうまさではなく、「この人です」と指させるものです。

キャラクターの身分証を作っておく

そこで、キャラクターの身分証を作っておきます。中身は2つだけです。

  • 顔写真にあたる1枚:今まで描いてもらった中から1枚決めて、スマホの写真のお気に入りに入れておく
  • 見た目を書いた1行:たとえば「茶色の短い髪、ベージュのカーディガン、丸いメガネ」。スマホのメモに置いておく

使うときは、この2つをセットで渡します。入力する欄のそばにある、画像を付けるボタンから写真の1枚を付けて、見た目の1行を貼る。そして「この画像の人と、同じ人で描いてください」と書く。毎回同じ1行を貼れば、少なくとも、言い方のぶれは入りません。

僕のところは、こうしています

このチャンネルの動画に出ている男性は、僕の写真をもとに作ったイラストです。この人の絵を頼むときは、毎回、同じ1枚の絵を添えています。頼む文の中にも、毎回、同じ服の指定(紺のジャケットに、しまのシャツ)が入っています。

絵を作る費用を、もっと安くするやり方もあります。ただ、安くしすぎると、手が3本になったり、僕に似せたはずの顔が、急に外国人になったりする。だから僕は、そこで線を引いています。

使う前に、本人確認をする

それでも、完全にはそろいません。だから、できあがった絵は使う前に本人確認をします。身分証の写真の横に置いて、髪と服、それから目もとを見る。

この人だ、と言えるなら、細かいちがいは気にしすぎなくていいと僕は思っています。ぴったり同じを目指すと、終わらなくなるので。言えないなら、その絵は使わない。身分証をもう一度添えて、頼み直します。

今日の一歩

今まで描いてもらった絵の中から、身分証の写真にする1枚を決めて、お気に入りに入れておいてください。まだ1枚もない人は、次に描いてもらったときに、気に入った1枚をその場で保存する。それで、きょうの分はおしまいです。

まとめ

同じ人を頼んだのに顔が変わるのは、言葉に当てはまる顔が、何通りもあるからです。だから、キャラクターの身分証を作っておく。写真の1枚と、見た目の1行を、毎回セットで渡す。新しいAIでも完全にはそろわないので、使う前に、自分の目で本人確認をする。

YouTubeで説明してます。よかったらみてください。

描いてもらった絵を見せ合える集まりとして、LINEのオープンチャット「おうちAI研究所」があります。気になったら、のぞいてみてください。

おうちAI研究所
おうち起業家育成コーチごとんです。パソコンも苦手な初心者さん大歓迎です。

▼出どころ

  • ITmedia NEWS「Google、『Nano Banana 2.1』公開 APIの画像出力料金は『Nano Banana 2』の約半額に」(2026年10月7日)
  • GIGAZINE「Googleが画像生成AI『Nano Banana 2.1』を公開、人物の一貫性や編集機能が向上」(2026年10月7日)

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