スマホの写真がさがせないのは、記憶力のせいじゃなかった|今日3分でできること

AI活用

去年の夏に撮った写真、いま、すぐ出せますか。

スマホの中にあるのは分かっている。それなのに、指で上へ上へとさかのぼって、そのうち、まあいいか、になる。

先日、アメリカでこんな仕組みが動き始めました。この記事を読んで僕がまず思ったのは、「じゃあ、それまでどうするんだろう」でした。

AIが写真の整理をやってくれる、けれど日本はまだ

グーグルの個人用のAIが、Googleフォトの中の作業を代わりにやれるようになった、という発表です(TechCrunch・2026年9月4日)。

アルバムを作る。写真を選ぶ。お気に入りの写真だけで、共有用のアルバムを自動で作る。コンサートのチラシを撮った写真から、予定表の予定を作る。

Googleフォトの責任者が、木曜の夜にXで公表しています。

ただし、いまのところアメリカだけ。英語だけ。有料の契約をしている人から、数週間かけて順番に。

つまり、私たちはまだ使えません。

出てこないのは、枚数のせいではありません

私たちが写真を思い出すとき、頭の中はこうなっています。

たしか、去年の、あの人と行った、あのときの。

いつ、誰と、何のため。この3つで手さぐりします。

ところが、スマホの中の写真は、撮った日付の順にしか並んでいません。

思い出し方と、並び方が、ずれているんです。

だから、どれだけたくさん撮っても、目当ての1枚が出てこない。記憶力の話ではありませんでした。

これ、ひとりで仕事をしている人には、地味に痛いです。

お客さまからいただいた声。講座の日の様子。作った商品。ぜんぶ、発信に使えるものです。

書こうと思って、写真をさがして、出てこない。去年の6月あたりを、行ったり来たり。5分たって、まあ今日はいいか、になる。

そこで手が止まって、その日の1本が消えます。

AIが来ても、こちらに残るもの

今回できるようになったことを、もう一度並べてみます。

アルバムを作る。選ぶ。共有する。予定に変える。

ぜんぶ、手を動かす部分の代わりです。

ということは、どれが大事かを決めるところは、こちらに残ります。

たとえば、代わりにやってもらうときも、こう言えないと動けません。

「去年の講座の写真から、いいものを5枚選んで」

この「去年の講座の」という目印が写真についていないと、AIも、私たちと同じところで止まります。

片づけの上手な人に家へ来てもらっても、これは取っておいて、と言えるのは自分だけです。それと同じことが起きます。

今日やることは3つ

使うのは、スマホの写真アプリだけです。

1つめ。しごと用のアルバムを、1つだけ作ります。

写真のアプリを開いて、残しておきたい写真を長押しで選んで、アルバムにする。名前は「しごと素材」でかまいません。

名前で迷ったら、日付と、誰と、何のため、の順に書きます。「9月5日 パン教室 お客さまの声」のように。あとでさがすときの言葉を、そのまま名前にしておくわけです。

これで、さがす場所が、写真ぜんぶから、そのアルバムの中だけになります。

2つめ。これから撮ったら、その場で入れる。

講座が終わった直後、商品が届いた直後です。あとでまとめて、はやって来ません。撮る、入れる、で1セットにします。

最初の1週間だけ、意識してみてください。そのあとは、指が覚えます。

3つめ。人の名前をつけます。

Googleフォトのヘルプには、写真に写っている人やペットにラベルを付けられること、そして、つけたラベルで検索できることが書いてあります。

つけた名前は自分にしか見えません。写真を誰かに共有しても、相手にラベルは見られない、とも書いてあります。

ただし、住んでいる地域やアカウントの種類によっては使えないことがある、とも書いてあります。見当たらなかったら、そこは飛ばして大丈夫です。1つめと2つめだけでも、じゅうぶん効きます。

うまくいったかどうかは、1週間後に分かります。さがす窓に「しごと素材」と入れてみてください。ひと呼吸で出てきたら、成功です。

今日の一歩

アルバムを1つ作って、「しごと素材」と名前をつけてください。

そこに、今日撮った写真を1枚だけ入れる。1枚でいいです。

出てこないのは、記憶力でも、枚数でもありませんでした。写真に、言葉がついていないからです。

AIは、言葉のついたものから先に見つけます。順番待ちをしなくても、こちらから先にできることがある、ということです。

動画で話しています

僕はこう思うけど、あなたはどう思う。

いちばん最近、さがしたのに出てこなかった写真は、なんでしたか。

動画では、この話を最初から順番に話しています。

▼チャプター

0:00 去年の夏に撮った写真、すぐ出せますか

0:15 アメリカで、こんな仕組みが動き始めました

0:53 今日は、3つ持って帰ってください

1:05 いつ、誰と、何のため

1:55 手を動かす部分の代わり

2:43 1つめ|しごと用のアルバムを、1つだけ作ります

3:12 2つめ|撮ったら、その場で入れる

3:28 3つめ|人の名前をつけます

3:56 うまくいったかは、1週間後に分かります

4:28 まとめ|持ち帰るぶんだけ、拾い直します

4:53 僕はこう思うけど、あなたはどう思う

写真の整理って、やり方に正解がないぶん、ひとりだと後まわしになりますよね。

おうちAI研究所というところで、こういう小さい手順を出し合っています。気になったら、のぞいてみてください。

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