AIに同じ直しを何回もしている人へ|残すのは答えじゃなくて「直したところ」でした

AI活用

AIに書いてもらったものを、そのまま出すことって、たぶん少ないですよね。

どこかしら、直して出す。しかも僕の場合は、だいたい同じところです。言い方が硬い。お客さんの名前が、勝手に短くなっている。

直して、出して、それで終わり。次の日、また同じところを直しています。

きょうは、その「直し」の行き先の話です。

残していたのは、答えのほうでした

AIに何か頼むと、返ってきたものは、たいてい残しますよね。書類にする。投稿に貼る。とりあえずフォルダに入れておく。

つまり僕たちは、AIの答えのほうを残しています。

でも、その答えはその日の分です。次の日、別のことを頼めば、もう使いません。

いっぽうで、そのとき自分がした直しは、どこにも書かれていません。頭の中で「あ、ここ硬いな」と思って、手が動いて、直って、消える。

だから明日の自分にも伝わらないし、AIにも伝わらない。

毎回おなじところを直しているのは、自分の書き方が悪いからでも、AIが忘れっぽいからでもないんです。その直しが、一度も外に出ていないだけでした。

やることは、直したあとの1行です

AIに何か頼んで、返ってきたものを直したら、直したところを1行だけ書いておきます。

たとえば、こうです。

  • 言い方が硬かったので、やわらかくした
  • お客さんの名前が短くなっていたので、元に戻した

これだけです。上手に書かなくていいし、30秒で終わる分量でいいです。ノートでもいいし、スマホのメモでもいい。僕は、その日のメモ帳の下のほうに、ぽつぽつ足していってます。

ここで1つだけ、外してほしくないところがあります。

書くのは、AIの答えではなくて、自分が直したところです。

答えを写しておいても、次には使えません。でも、自分がどこを直したかは、次に頼むときの言い方、そのものになります。

2回目に出てきたら、うしろから前に移す

続けていると、おもしろいことが起きます。同じ直しが、2回目に出てくるんです。

「言い方が硬い」が、また出てくる。

そうなったら、それはもう、あとで直す話ではなくて、先に言っておく話です。

次に頼むとき、最初に「言い方はやわらかめで」と添える。それだけで、その直しは出てこなくなります。うしろに書いた1行が、前に移るだけです。

1つ減ると、次の直しが見えてきます。見出しを勝手に付けてくるとか、最後のひと押しが強すぎるとか。

これを何回かやると、頼む文が、だんだん短くなっていきます。はじめは長い説明を書いていたのに、しまいには一言で伝わる。

僕も、うちのAI秘書に同じ直しを何度もしています。先に言っておけばいいのに、それができていないんです。

お客さんへの文章でも、同じでした

お客さんへの案内。お礼のメッセージ。投稿。

毎回おなじところを直しているなら、その直しは、もう好みではなくて、あなたの声の決まりごとです。

書きためておくと、それが1枚の紙になります。

おもしろいのは、その紙が、AIが新しくなっても、そのまま使えるところです。

画面のボタンの並びは変わります。そこは、また探すことになります。でも「言い方はやわらかめで」「名前は略さない」は、どこへ行っても同じことを言えばいいんです。

ニトリにいた27年のあいだ、仕組みも道具も何度も入れ替わりました。そのたびに覚えることはありました。でも、現場の手書きのメモだけは、毎回そのまま使えていました。あれと、同じです。

正直に言っておきたいこと

2つあります。

1つめ。1行書いても、その日の手間はゼロにはなりません。増えます。30秒だけ増えます。軽くなってくるのは、同じ直しが2回目に出てきてからです。

2つめ。押す場所は、やっぱり探し直しになります。ここは軽くなりません。軽くなるのは、頼み方のほうだけです。

今日の一歩

きょう、AIに何かお願いする予定があるなら、直し終わったところで、いったん手を止めてください。

画面を閉じる前に、自分がどこに手を入れたのかを、ひとことだけ残します。「名前を戻した」くらいで十分です。あとで読み返すものでもありません。

AIに毎回おなじ直しをしているのは、あなたのせいでも、AIが覚えてくれないせいでもありません。その直しが、頭の中だけで起きて、そこで消えていたからです。

書いておくほうを、取りかえてみてください。出てきたものではなく、そこに自分が手を入れた中身のほうを。

たまった直しは、次の頼み方になります。新しいAIに移っても、その言い方は、そのまま使えます。

僕はこう思うけど、あなたはどう思いますか。

YouTubeで説明してます

よかったらみてください

↓

▼チャプター

0:00 毎回、同じところを直している

0:39 残していたのは、答えのほう

1:21 やることは、直したあとの1行

1:50 書くのは、自分が直したところ

2:02 2回目に出てきたら、前に移す

2:47 お客さんへの文章でも、同じ

3:16 27年、そのまま使えていたもの

3:28 正直に言っておきたいこと

3:47 今日の一歩

4:03 まとめ

4:30 コメントで教えてください

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