
毎日やってる。投稿も、記録も、朝の支度も。休んでもいないし、サボってもいない。
なのに、去年と何かが変わった気がしない。
この、うっすらした感じ。おうちでひとりで仕事をしている人から、いちばん静かな声で相談されるところです。
きょうは、その感じの正体を見にいきます。犯人は、あなたのやる気ではありません。
責めているのは、やらなかったほうです

先月、講座の最終回でこんな話をしました。続かないのは、意思が弱いからじゃない。むずかしい言葉で言うと、構造の問題です。
同じ日に、もう1つ話したことがあります。
だれかに「こうしなさい」と10項目もらったとします。がんばって、8個できた。
そのとき人は、どこを見るか。できなかった2個のほうなんです。
あの2個をやれていたら。来月こそ、あの2個を。ずっと、そこを見ています。
でも、本当の問題は、やった8個のほうにあるかもしれません。
ここが、けっこう静かな話でして。8個のほうは、毎日ちゃんとやっているんです。手も動いている。時間も使っている。だから、疑われない。
やっていないものは目立ちます。やっているものは、目に入りません。
変わらない理由が、いちばん見えないところに置いてあります。
続けることと、良くなることは、別でした

続けている。これは、すばらしいことです。そこは1ミリも疑っていません。
ただ、続けていることと、良くなっていることは、同じではないんです。
同じことを、同じやり方で、365回やる。これは、365日ぶんの経験にはなりません。1日を、365回やったことになります。
たとえば、お店の前を毎朝掃く。1年続いた。えらいです。
でも、掃き方を一度も変えていないなら、上手になっているのは「続ける力」のほうで、掃除のほうではないんですよね。
発信も同じです。毎日出していて、数は増えている。なのに、書き方は去年の1日目のまま、ということが起こります。
それで、変わらないから、自分の力のほうを疑いはじめる。
疑う場所が、違うんです。疑うのは、あなたじゃなくて、やり方のほうです。
手を入れる場所は、3分で見つかります

やることは3つです。
1つ目。毎日、または毎週やっていることを、3つだけ紙に書く。 仕事でも、家のことでもかまいません。
書き出せたら、それぞれの横に、こう書き足します。
「これ、いつからこのやり方だっけ」
思い出せるものは、いいんです。一度は考えて、自分で決めています。
思い出せないものが、たいてい1つ出てきます。そこです。そこが、手を入れる場所です。
2つ目。その1つを、AIに話します。 打つのが面倒なら、声で吹き込んでも大丈夫です。
「わたしは、いまこういう手順でやっています」と順番のとおりに話して、そのうえで、こう頼みます。
「同じ結果になる、別の段取りを3つ教えてください」
ここ、「もっといい方法を教えて」と聞かないのがコツです。もっといい、と頼むと、AIは立派なことを言ってきます。新しい道具を入れましょう、とか。
「別の段取り」と聞くと、いま手元にあるもので組み替えた案が返ってきます。
3つ目。出てきた案から、いちばん手軽そうなものを1つだけ選んで、今週1回だけやってみる。
全部は変えないでください。1つだけです。
全部変えると、結果が出なかったときに、原因がどれか見えなくなります。それに、たいてい元に戻ります。
きょうの一歩

変わらない日が続いているとき、足りていないのは、がんばりではないと思うんです。
足りていないのは、手を入れた回数のほうです。
きょう動かすのは、はじめの1つだけで足ります。やっていることを3つ書いて、それぞれに「これ、いつからこのやり方だっけ」と聞いてみる。
思い出せないものが1つ見つかれば、きょうの分は、それで終わりです。
去年と変わっていない気がするのは、休まなかったからでも、力が足りないからでもありませんでした。見る場所が、できなかったほうに寄っていただけです。
ちゃんとやれている毎日のほうに、一度、手を入れてみる。効いてくるのは、続いた日数ではなく、そちらのほうだと思っています。
動画では、この流れをもう少しゆっくり話しています。
YouTubeで説明してます
よかったらみてください
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見えたけれど、まだ変えられていない。そういう途中のままの話が、そのまま置いてある集まりもあります。おうちAI研究所という名前で、変えたあとの成功談より、いま止まっている場所の話のほうが、みんな身を乗り出して読む場所です。
気になったら、のぞいてみてください
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