「続きは、登録してくれた方だけに」と書いた日から、人が来なくなった|出し惜しみと小分けのちがい

AI活用

「続きは、登録してくれた方だけに」。

発信の最後に、この1行を置いたことのある人は、たぶん多いと思います。そして、置いた日から、ぱたっと人が来なくなる。この組み合わせに心当たりがあるなら、この記事は役に立つかもしれません。

先に言っておくと、売り方の話はしません。渡す量の話です。どこまで渡して、どこで止めるか。そこだけを見ます。

そして、けちだからそうなっている、という話でもありません。むしろ逆で、まじめな人ほどこうなります。ちゃんと届けたいから、受け取る人をちゃんと知りたくなる。気持ちは、まっすぐなんです。

途中で止めたものは、味が分からない

スーパーの試食を思い出してください。小さいカップに入って、ようじが刺さっているやつです。

あれ、一口ぶんですけど、最後まで食べさせてくれますよね。半分だけ食べさせて、残りは買ってから、という試食は見たことがないです。

食べちゃうと、悪いしな、と思って、とりあえず買いませんか。おもしろいのは、あの人たち、経営者じゃないんです。売れても、給料に反映されない。それでも売れる。だから1回目は無料でやるんです。

ジムもそうです。広告をどれだけ回しても、行き着く先は「体験しに来てください、初回は無料です」になる。来てもらわない限り、決まらないからです。

車の試乗も同じです。試乗に行く時点で、もうその車が欲しい。乗ってしまうと、次に考えるのは、どうやってこのお金を作るか、だけになります。

全部、一口ぶんを最後まで渡しています。

逆の場面も、たぶん経験があります。服屋さんに入ってすぐ、まだ何も見ていないのに「これ試着どうですか」と来る。悪い人ではないのは分かっています。分かっているんだけど、足が出口に向く。

まだ何も受け取っていないのに、こちらの番が来てしまったからです。「続きは、登録してくれた方だけに」も、これと同じことが起きています。

出し惜しみと、小分けは、別物です

こう言うと、必ず出てくる不安があります。全部タダで出したら、何も残らないんじゃないの、と。

分かります。でも、そこは分けられます。

やり方は1つ。出すものを1つ決めて、「これは、ここまでで足ります」と、自分で線を引く。引いた中は、絶対に削らない。

たとえば、使い方を3つ教える記事なら、3つとも最後まで出し切る。4つ目を、次の回にとっておくのは、出し惜しみではありません。それが、小分けです。

逆に、3つと言っておいて、3つ目だけぼかす。これが、出し惜しみです。見ている人は、ちゃんと気づきます。数えているからです。そして、気づかれたときに減るのは、申し込みではなくて、信用のほうです。

受け取る場所は、2つ置く

もう1つあります。受け取る場所を、いちばん最後だけに置かないでください。最後まで読んだ人にしか、届かないからです。

途中で閉じた人にも、道は要ります。だから置き場所は2つ。1つ目は、話が始まってすぐのところ。2つ目は、いちばん最後です。

なぜ、始まってすぐなのか。いちばん元気に読んでくれているのが、そこだからです。

全部の入り口に貼れ、という話ではないです。2つで足ります。

途中で止まっていないか、AIに確かめてもらう

ここでAIの出番です。

自分の書いたものは、自分ではもう読めません。何回も読んでいるので、読んだ気になってしまう。

なので、下書きをまるごとAIに貼って、こう聞いてください。

> これだけ見て帰った人は、きょう、何か1つできるようになりますか。ならないなら、何が足りませんか

これだけです。文章を直させなくていいです。大事なのは、返ってきた「足りません」のほうです。

それが自分の引いた線の中のことなら、そこは、削ってはいけなかったところです。線の外のことなら、そのままで大丈夫。次の1本に回せばいい。

打つのが遅くても平気です。声で話して伝えても、ちゃんと届きます。

今日の一歩

いま書きかけのもの、出しかけのものを1つ選んでください。投稿でも、動画でも、メニューの説明でもいいです。

そして、「これだけで、きょう1つできるようになること」を、声に出して言ってみてください。

言えたら、そこまでが線の中です。きょうは、その中を削らない。言えなかったら、線が広すぎるだけです。狭く引き直せば、それで済みます。

足すものは、ありません。

多いか少ないかは、考えなくて大丈夫です。先に、一口ぶんの大きさを決めてください。そこさえ決まっていれば、その中を全部渡しても、こちらは減りません。

僕はこう思うけど、あなたはどう思う。

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動画でも話しています。よかったらどうぞ。

▼チャプター

0:00 「続きは、登録してくれた方だけに」と書いた日

0:50 途中で止めたものは、味が分からない

1:43 まだ何も受け取っていないのに

2:01 「ここまでで足ります」と、線を引く

2:24 出し惜しみと、小分けのちがい

2:43 受け取る場所は、2つ置く

3:09 AIに確かめてもらう聞き方

3:47 結論

4:00 今日の一歩

4:24 まとめ

オープンチャット「おうちAI研究所」もやっています。気になったら、のぞいてみてください。

おうちAI研究所
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