
発信したほうがいいのは、分かっている。
でも、まだ書けるほどの中身が、自分にない。
その手前で手が止まる——これ、おうち起業を始めた人がいちばん多く止まる場所です。相談でも、いちばんよく聞きます。「私なんかが書いても」「もう少しまとまってから出します」。
きょうは、その「中身がない」のほうを、疑いにいきます。
中身が無いから書けない、ではなかった

ひとつだけ、思い出してみてください。
あなたが最後に「あ、私、こう思ってたんだ」と気づいたのは、いつでしたか。
たぶん、じっと考えていたときじゃないと思うんです。誰かに話したとき。書いてみたとき。声に出したとき。
頭の中にあるうちは、まだ「もや」なんですよね。形がないから、大きさも分からないし、いいものかどうかも決められない。外に出したときに、はじめて見えます。
つまり、まとまったから書けるのではなくて、書いたから、まとまる。
ここが入れかわっていると、ずっと準備の側にいることになります。中身が無かったのではなくて、まだ外に出していなかっただけ、ということが本当に多いです。
最初に読む人を、自分にする

発信と聞くと、どうしても外の人の顔が先に浮かびます。何人に見られるか。変なことを書いていないか。笑われないか。
その目が先に立つと、手は止まります。当たり前です。
なので、決めておきます。書いたものを最初に読むのは、あなたです。外に出すかどうかを決めるのは、そのあと。
出さなくても、いいんです。それでも、書いた意味はもうそこにあります。
置き場所も、どこでも大丈夫です。スマホのメモでも、チラシの裏でもかまいません。誰にも見せない場所に書いたものが、いちばん正直だったりします。
長さも決めなくていいです。3行で十分。きょうあったことを1つ、3行。それだけで、もう外に出ています。
書いたあとに、AIへ聞く一言

ここが、きょういちばん持って帰ってほしいところです。
書いたあとに、いつも使っているAIへ、こう聞いてください。
「これ、要するに何を言ってる」
これだけです。特別な設定も、新しい道具も要りません。書いた3行をそのまま貼って、そのあとにこの一言をつけて、送るだけ。パソコンが苦手でも大丈夫です。
すると、あなたの3行が、短い1行になって返ってきます。
そこで見るのは、うまさではありません。合っているかどうかです。
読んでみて「うん、そう」と思えたら、それがあなたの言いたかったことです。そのまま出して大丈夫。
「そうじゃない」と思ったほうが、実は大事

問題は、もう片方のときです。
「いや、そうじゃないんだよな」と思うことがあります。じつは、そっちのほうが大事なんです。
そう感じたということは、あなたの中に正しい形があるからだと思うんですよね。
だったら、やることは1つ。「そうじゃなくて、こういうこと」と、1行だけ書き足す。
その書き足した1行が、いちばんあなたの言葉に近いところです。きれいにまとめなくていいです。ひとりごとのままでかまいません。
守ってほしい順番は、1つだけ

先にAIへ相談しないでください。
書く前に聞いてしまうと、それらしい文章が先に出てきます。そうすると、あなたの「もや」のほうが、出てくる場所を失います。
自分が先。AIは、あと。ここだけは動かさないでほしいんです。
AIにやってもらっているのは、書く仕事ではありません。書いたものを、短く映して返す仕事です。鏡を持ってもらっている、と思ってください。
続けると、自分の看板が見えてくる

おうちの仕事で使うなら、毎日じゃなくていいです。週に1回でも、じゅうぶんだと思います。
3行を書いて、「要するに何を言ってる」と聞いて、ズレていたら1行足す。
これを何度かやると、自分がいつも同じことを言っているのに気づきます。その、いつも出てくるものが、あなたが人に渡せるものです。
探しにいかなくても、もう手元にありました。
きょうの一歩

- きょうあったことを1つ選んで、3行だけ書く
- そのあと、AIに「これ、要するに何を言ってる」と聞く
- 返ってきた1行に「うん」と言えたら、それでおしまい
- 「ちがう」と思ったら、そこに1行だけ足す
そこまでで、大成功です。
書けなかった理由は、渡せるものが無いことではなさそうです。まだ、外に出していなかっただけでした。
出す先は、まず自分で大丈夫。3行で足ります。
動画で話しています
同じ話を、動画でも話しています。よかったらみてください
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▼チャプター
0:00 「書けるほどの中身がない」で止まっていませんか
0:17 きょうの3つ
0:31 ひとつめ|中身が無いから書けない、ではなかった
1:02 頭の中にあるうちは、まだ「もや」
1:26 ふたつめ|最初に読む人を、自分にする
1:47 出さなくてもいい。書いた意味はもうそこにある
2:13 みっつめ|書いたあとに、AIへ聞く
2:31 返ってくるのは、短い1行
2:46 「そうじゃない」と思ったほうが大事
3:07 書き足した1行が、あなたの言葉に近い
3:41 週に1回でも、じゅうぶんだと思います
4:03 今日の一歩
4:24 まとめ
うまく言えないままの言葉を、そのまま置いておける場所を作ってあります。おうちAI研究所、という名前です。まだ形になっていない話ばかりなので、入りやすいと思います。気になったら、のぞいてみてください
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