
パソコンの中に、消えたら困るものがありますね。
お客さんの連絡先とか、申し込みの記録とか。
もし今、このパソコンが動かなくなったら、どうなりますか。
……考えないことにしてますよね。僕もそうでした。
きょうは、僕がずっと勘ちがいしていた話をします。
控えだと思っていたものが、控えじゃなかった

控えを取ろうと思った人が、まずやることは、だいたい同じです。
パソコンの中に、控え、という名前のフォルダを作る。そこへ、大事なものを写しておく。
これで2つになりました。安心ですね。
……僕も、そう思っていました。
でも、このパソコンが動かなくなったら、どうなりますか。2つとも、一緒に行きます。
冷蔵庫の中のものを、上の段から下の段に移しただけ、ということなんです。
ちゃんと2つある。ちゃんと離してある。でも、電気が止まったら、どっちも同じです。
同じ屋根の下にあるものは、控えになりません。
見るところは、ひとつだけ

このパソコンが無くても、開けるか。
これだけです。難しい言葉はひとつも要りません。
外付けの小さい箱でもいいです。ネットの預け先でもいいです。スマホに送っておく、でも、ひとまず合っています。
大事なのは、入れ物の値段ではなくて、別の屋根の下にあるかどうかです。
僕が毎週日曜にやっていること

毎週日曜の朝、お客さんの連絡先と、申し込みの記録を、別の場所へまるごと写しています。
僕は、何もしていません。日曜の朝になると、動くようにしてあります。
時刻は7時45分にしてあります。はじめは朝5時にしていました。
でも、僕がまだ寝ているあいだだと、うまくいく条件がそろっていなかったんです。だから、そろう時間に合わせて、遅らせました。
ここは、わりと使えると思います。
朝いちでやると決めたことが続かないとき、自分の気合いの話にしないでください。その時間に、条件そろってますか。そっちを先に見たほうが早いです。
残すのは8回ぶんだけ

それと、もうひとつだけ決めてあります。残すのは、8回ぶんだけ。それより古いものは、自然に消えていきます。
ぜんぶ残したほうが安心な気がしますよね。僕も最初はそう考えました。
でも、増え続けると、置き場所が重くなります。重くなると、人はやめます。
だから、はじめから捨てる約束にしてあります。続けるために、先に捨てる量を決めておく。これ、控えに限らず、わりと何にでも効きます。
AIと作ったものは、よその家の棚にあります

AIと話しながら作ったもの、ありますよね。
お客さんへの返事の書き方とか、自己紹介の文とか、うまく書けた日の一節とか。
あれ、いまどこにありますか。たいていは、AIの画面の中です。きのうの会話の、どこかです。
あの画面の中は、控えではありません。あなたのパソコンの中でもないんです。よその家の棚を、貸してもらっているところです。
棚の並べ方も、どこまで取っておくかも、決めるのは向こうです。
だから、いいものができた日は、その場で1回だけ、外に出してください。写して、自分の場所に貼る。それだけです。
名前も顔も出さずに、画面の中だけで仕事をしていると、お客さんとのつながりは、ぜんぶその中にあります。
言い方の見本が手元にあれば、次からは書き直すだけで済みます。無ければ、毎回ゼロから頼むことになります。
きょう決めておくこと3つ

1つめ。消えたら困るものを、ひとつ選びます。
ぜんぶやろうとすると、だいたい始まりません。写真でも、名簿でも、帳面でもいいです。いま頭に浮かんだものにしてください。
2つめ。写す先が、別の屋根の下かどうかを見ます。
聞くことはひとつです。このパソコンが無くても、開けるか。
3つめ。残す数を、先に決めます。
8でも、3でもいいです。増え続けない形にしてから始める。そうしないと、重くなった日にやめます。
きょうの結論

控えは、同じ屋根の下に置いたら、控えになりません。
きょうの一歩は、1つだけ写すこと。1つだけです。
それが終わったら、きょうはもう終わりで大丈夫です。
あなたのいちばん大事なものは、いま、いくつの屋根の下にありますか。
動画では、この話をもう少しゆっくりしています。
YouTubeで説明してます
よかったらみてください
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同じような話をしている集まりが、ラインにあります。おうちAI研究所という名前です。
気になったら、のぞいてみてください
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