10月9日から、無料のジェミニで選べるのは1つだけ|替わったことは教えてもらえません(AI初心者向け)

AI活用

AIに同じように聞いているのに、返ってきた答えが前より薄い気がする。打ち方は変えていないのに、手ごたえだけが軽い。

その感じが、今週の金曜日から増えると思います。理由がはっきりしているので、先に書いておきますね。

10月9日に変わるのは、選べるものの数です

グーグルが出している、ジェミニというAIがあります。文字を打ち込むと答えが返ってくる、チャットGPTをさわったことがある人なら、同じような感じのものです。グーグルのアカウントがあれば、お金を払わずに使えます。

その、お金を払わずに使える範囲が、10月9日(金)から変わります。

これまでは、中で働くものを、こちら側で選べました。軽いものと、もう少しちゃんとしたもの。10月9日からは、お金を払うしくみに入っていない人が選べるのは、フラッシュ・ライトという名前のもの、1つだけになります。いままで選べたフラッシュのほうは、選べなくなります。

名前のうしろについているライトは、軽いという意味です。軽いのは、だめという意味ではありません。速いし、気軽です。短い用事には、むしろ向いています。ただ、長い文章を丸ごと読ませたり、込み入った相談をしたりするのは、苦手なほうです。

お金を払っているしくみのほうも、書いておきますね。いちばん安いものが月に725円。その上が2900円。いちばん上は14500円からです。安いほうはフラッシュまで選べて、その上から、いちばんちゃんとしたものが選べます。

ここで、入りましょうとは言いません。必要かどうかは使い方で変わるので、僕が決めることではないです。

替わったことは、教えてもらえません

お伝えしたいのは、値段のところではなくて、この次でした。

月に725円のところに入っている人には、いつから替わるかをメールで知らせます、と言われています。払っていない人の分は、10月9日から、とだけ決まっています。

替わる日は決まっているのに、替わったことは、教えてくれません。

職人さんが替わったお店の話

たとえば、いつも頼んでいたお店の職人さんが、ある日から別の人に替わったとします。

お店は、いつも頼んでいるお客さんに、いちいち電話はしません。知らせが行くのは、年ぎめの約束を結んでいるお客さんのほうです。

そうすると、ふだん頼んでいる側は、前と同じ用事を持っていきますよね。前はこれを頼んで通ったんだから、きょうも通るはずだ、と思って行くわけです。

通らなかったとき、人は何を疑うでしょうか。だいたい、自分の頼み方のほうを疑います。言い方がまずかったのかな、と思い直して、言葉を変えて、もう一度行く。

でも、替わっていたのは、中の人のほうでした。

答えが軽くなること自体は、そこまで困らないんです。軽い用には、軽いほうで足ります。困るのは、渡している用事の大きさが合わなくなったことに、気づけないほうです。

止まり方は、回数ではなく重さで決まります

ついでに、もうひとつ。きょうはここまでです、と出てくる、あの止まり方の話です。

あれは、回数を数えているのではないんです。グーグルの説明では、使った重さで減っていく上限と、1週間ぶんの上限を、組み合わせているそうです。

重さで減ります。ということは、短い用事をいくつも置いた日は、なかなか止まりません。逆に、長い資料を1つ渡した日に、あっさり止まる、ということになります。少ししか聞いていないのに止まる日もあれば、ずっと聞いていても平気な日もある。回数で考えていると、ここがどうしても説明がつきません。

お金を払っているしくみだと、この枠そのものが2倍、4倍と広がります。並べると、お金を払っていないところは、いちばん軽いものだけで、いちばん狭い枠。金曜日から、そういう形になります。

決めるのは「持っていかない」の片方だけ

やることは1つです。お金を払わずに使っているジェミニを、短い用の係にしておきます。

短い用というのは、たとえば、ひとこと言い換えてほしいとき。お客さまに出す1行をやわらかくしてほしいとき。言葉の意味を知りたいとき。こういうものは、軽いほうでじゅうぶん通ります。むしろ速くて、気持ちがいいくらいです。

反対に、持っていかないものも決めておきます。長い資料を丸ごと読ませること。何年ぶんかをひとまとめにさせること。込み入った事情を全部説明してから相談すること。こういうものは、そこに持っていきません。

じゃあ、どこへ持っていくのか。ここは人によって違います。ほかの、お金のかからないものに回す人もいます。払って広げる人もいます。紙に書いて、自分で考える人もいます。そこは、きょう決めなくていいんです。

決めるのは、ここには持っていかない、という片方だけで足ります。片方だけ決まっていれば、答えが軽かった日に、自分の頼み方を直しに行かなくなります。そこが、いちばん時間を取られるところなので。

今日の一歩

10月9日から変わるのは、答えが良いか悪いかではありませんでした。知らせが来ないまま、中で働くものが替わる。そこだけでした。

替わったことに気づけないと、人は、自分の頼み方を直しはじめます。そこで、時間だけが減っていくんですよね。

お金を払わずに使っているAIに、短い用だけを渡す、と、ひとこと決めてください。手帳のすみでも、スマホの中でも、声に出すだけでもいいです。決まっていれば、それで足ります。

僕はこう思うけど、あなたはどう思う。

動画では、画面と図で順番に説明しています。

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